ひと昔前のヘッドカバーの質感

ギア・アクセサリー

日本は平成を経て令和ですが、

ちょっと前、ひと昔前の方が物の作りがよかったのではないか、と感じます。

いまは、機能だけで言うと十分なものを安く早く作る技術が向上し、

安くて十分機能するものが多いです。

機能は十分なので消費者としてありがたいですし私も恩恵を受けていますが、

見るだけでも惚れ惚れするようなプロのわざというか作りの良さを感じる製品が

私は好きです。

今日は、なんとなく購入した古いクラブについてきたキャロウェイヘッドカバーをご紹介します。

このヘッドカバーです。

中古のオークションサイトで500円~1000円程度で出ていることが多いです。

私はどちらかというとタイトリストが好きですが、

このヘッドカバー、、、質感がとっても高いんです。

よく見てください。

この刺繍、、、ではないですかね、ワッペンでしょうか。

どちらにしても手間がかかっている感じです。

近くから見ても糸がびっしり。

今も同じようなヘッドカバーは売られていますが、

このフサフサ感、びっしり感、そして接合部分のつなぎ目の処理、、、

私はこのヘッドカバーの作業工程は存じ上げませんが、手間かかっている感じがします。

つなぎ目が詰まっています

そしてこれ ⇩ 7番ウッド用のヘッドカバーですが、

HEAVEN WOOD  とあります。

クラブのソールにも書いてあります。

そもそもそのネーミングの大胆さにも感服いたしますが、

それをヘッドカバーに縫いますか?!

コスト掛かるでしょ!!  無駄でしょ!!  と、今ならなります。

しかも刺繍もこのやわらかいフサフサも30年経った今でも劣化した感じ、

擦れた感じがありません。

作りの良さを証明しています。

しかもですよ。ニット部分の柔軟性も全く衰えていなくて

それでいてビロンビロンにもなってないんです。

すごくないですか?

何度も言いますが私はタイトリスト派です。

カバーを取るとタイトリストのFWが出てくるのでおかしいですが、

3番ウッドと5番ウッドのヘッドカバーはヘッドカバーを使っています。

見た目、手触り、使い心地、そして作り手の情熱を感じながら。

これがメーカー純正でついてたんだから、キャロウェイってすごいですよね。

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