ゴルフクラブ選びで最も重要!!自分に合ったシャフトの選び方。振りやすいシャフトを選ぼう!

ゴルフクラブの選び方

自分はまだスイングがかたまっていないから、、、

打つたびにスイングが変わってしまっているから、、、

シャフトを選ぶなんて自分はまだ早い・・・とか思っていませんか?

ワニガメ<br>小太郎
ワニガメ
小太郎

初心者の人って大体「スイングがかたまってないから」って言うよね

初心者のうちは特にそう思うのですが、

実は初心者こそ、ゴルフクラブ(特にシャフト)は選んだ方がいいんです。

まともにボールを打てないのは、自分に合っていないシャフトを使っているせいかもしれません。

そして、自分に合っていないクラブは確実に遠回りさせます。

なぜなら、ゴルフは道具を使うスポーツであり、”ゴルフがうまくなる”にはクラブうまく使えるようになるということが重要な要素だからです。

うまく使えるようになると安定してしっかりした球を打てるんです。

そして、ゴルフクラブを構成しているシャフトには特性があり、人によって使いやすいと感じるものと使いにくいと感じるものがあるんです。

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シャフトの特性?硬さと重さだけじゃないの?

そうなんです。重さと硬さ(フレックス)だけじゃないんです。

自分にとって硬すぎるシャフトも使いにくいですが、特性が合っていないものも使いにくいです。

使いにくいシャフトを使っていると、ゴルフクラブの動きを感じにくいですし、その使い方をおぼえるのに苦労します。

30年ゴルフを続けていても、100を切れない人が少なくないのはそういったことも原因と言えます。

私は、シングルを目指すアマチュアゴルファーです。

道具が好きで、いろいろ試してきています。

自分にはクラブの違いなんてわからないかな、と思いながら、同じヘッドに真逆の特性をもつシャフトをつけて打ってみてその違いに驚きました。

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練習場でよくカチャカチャやってたね。いまでもやってるけど。

ヘッドによっても飛んでいくボールが変わるけど、シャフトの方が影響が大きいと感じています。

ゴルフを始めて10年目ですが、最近やっとセッティングが落ち着いてきました。

この記事では、シャフトにはどのような特性があるのか、そして、選ぶ際の観点、どのように選んだらいいのかを書きます。

この記事を読むと、自分に合ったシャフトの選び方、お金をそんなにかけずに試す方法がわかります。

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お金が掛かり過ぎることはできないからな。

結論は、

  • 自分が振りやすいと感じたシャフトを選びましょう。
  • 自分に合ったシャフトを早めに見つけるために、3ヵ月〜半年くらい練習したらクラブフィッティングを受けましょう。
  • 中古クラブで良いので、自分に合う特性のシャフトがついているものを選び練習を続けましょう。

日々の練習を着実に上達につなげていくために、シャフトをちゃんと選び、ゴルフを楽しんでいきましょう。

シャフトにはどのような違いがあるか

シャフトには、「フレックス(硬さ)」と「重さ」とさらに「しなり特性」があり、それぞれのメーカーが意図を持って開発し商品化されています。

◆フレックス:シャフトの硬さのことです。

人の体格や体力によって、振りやすいと感じるシャフトの硬さは変わります。

最もやわらかいのが、L(レディース)、次にA(アベレージ)、普通がR(レギュラー)、硬めがS、もっと硬いのがX(エクストラ)です。

SとRのあいだをとったSRという設定もあります。

順番に並べるとこんなイメージです。

  • L(レディース) 一般的な女性を対象にしたシャフト
  • A(アベレージ) Lよりも少ししっかりしたシャフト
  • R(レギュラー) 一般的な男性を対象にしたシャフト
  • SR(SとRのあいだ) すこし楽、と言われたりします
  • S(スティフ)  力のある男性を対象にしたシャフト
  • X(エクストラ) アスリート系の男性を対象にしたシャフト

一般的な日本人男性であれば、ほとんどの方は「R」レギュラーシャフトでよいと言われますが、ついつい見栄を張って「S」を選択してしまいがちです。

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あなたもね・・・

◆重さ:シャフトには重量設定があります。

アイアン用のスチールシャフトでも80gから130gくらいの幅がありますし、カーボンシャフトでは40g〜80gくらいまで幅があります。

そして、基本的には重い方が硬くハードなスペックになります。

アイアンで言えば、メーカー純正のスチールシャフトは90g台のものがついています。

ドライバーで言えばメーカー純正シャフトは50g台がついていて、カスタムシャフトを選ぶとすると60g台から選ぶ方が多いでしょう。

シャフトにはたいてい数値とフレックスが記載されていますので、ショップなどで見てみるとよいでしょう。

こんな風に記載されています。60Sとか70Sと表示するメーカーもあります。

5Sなら50g台のSシャフト、6Sなら60g台のSシャフト、7Xなら70g台のXシャフト、といった具合です。

ドライバーのメーカー純正のシャフトには50g台のシャフトがついていることを考えると、日本人の体格には50g台のシャフトが合うことが多い、ということですし、

体力に自信がある方や野球経験などがあってスイングスピードが速い方は、60g台や70g台のシャフトを選ぶことが多いです。

ちなみに、松山英樹選手は8TX(トリプルエックス)と言われています。一般的な人が振ると、鉄の棒のように感じるシャフトです。

◆シャフトの特性(調子・キックポイント):しなりやすいポイントのこと

硬さと重さに加えて、シャフトにはしなりの特性があります。しなりやすいポイント(キックポイント)があり、その場所の違いによってシャフトの特性が分かれます。

先調子

先の方がよくしなるシャフト

文字通りシャフトの先端に近い方がしなりやすくクラブヘッドがインパクト付近で走る(しなり戻る)のが特徴で一発の飛距離が出やすい。

中調子

中央部分がよくしなるシャフト

いわゆるクセのないシャフトで幅広い人に合うシャフトです。

元調子

手元側がよくしなるシャフト

手元に近い部分がよくしなるのでしなりを感じやすく、先の方が硬いのでミートしやすく方向性が安定しやすい。ただボールはつかまりにくい。

※先調子の特徴と元調子の特徴を併せ持ったダブルキックシャフトもあります。素材や製法などによって硬さやしなり方を変え、様々な特性を組み合わせたシャフトが日々開発されています。

ちなみに、しなりポイント(キックポイント)の位置を絵にするとこんな感じです。

こうしてみると実際のキックポイントは近い位置にありますが、振ってみると結構違いがわかります。

振ってみた感覚をイメージを絵にするとこのような感じです。

イメージは伝わりますでしょうか。

あくまで私の感覚ですが、振ってみるとこんな風に感じます。

先調子のシャフトは、インパクト付近(ボールに当たる直前に)でヘッドが手元を追い越していく感覚を感じますし、元調子のシャフトは最後までまっすぐなまま、という感覚です。

だから、元調子のシャフトは最後まで体で振り切っていける感じがします。

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ふーん、そんな風に感じるんだね

このようにシャフトには特性があり、硬さと重さと合わせて自分に合うもの=振りやすいものを探していく必要があります。

ゴルフの上達を目指すなら、自分に合ったシャフトを選ぼう

ゴルフの上達をまじめに考えるのであれば、自分に合ったシャフトを選びましょう。

その方が安定してスイングをすることができますし、自分が意図した球を打てるようになります。

シャフトはたくさんありますし、どんどん新しいものが出てきます。

一般的には、先調子のシャフトの方が一発の飛距離は出しやすく、元調子のシャフトの方が安定させることができると言われますが、元調子のシャフトを打ちにくく感じる人はそもそも振りにくく感じるので、安定させるどころかまともにボールに当たらないこともあります。

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一発の飛距離は魅力だから先調子にしようかな、、、

けど安定感を求めて元調子にしようかな。

先調子のシャフトは先の方がしなるのでしなりを感じるかと思いきや、手元側が硬いので、硬さを感じる人もいます。(私はこっちでした。)

その結果、先調子のシャフトを使うと切り返しで力みが出て、その結果さまざまなミスが出やすくなっていたということです。

つまり、人によって「合う・合わない」があり、それは「振りやすい・振りにくい」という感覚になり、それが「打てる・打てない」になります。

なので、練習して、着実に上達していきたいのであれば、シャフトを選ぶ必要があります。

ここまで読んでくれた方は、自分のクラブセットの中に「先調子」のシャフトと「元調子」のシャフトが同居していたらおかしいのはおわかりになるかと思いますが、実際には結構いますよね。

ドライバーはどうしても目移りするので新しいモデルで60g台のSシャフト(元調子)なんだけど、

5番ウッドはもらいもので、メーカー純正の50g台のSRで先調子のシャフト、、、とか

アイアンは古いモデルで950GHのR(レギュラー)なんだけど、ユーティリティのシャフトは8X、、、

52度のアプローチウェッジはダイナミックゴールドS200なんだけど、58度のサンドウェッジはNSプロ950Sだったり、、、

クラブセッティングに絶対これ、という正解はないにしても硬さも重さも特性もバラバラのままの人がいます。

たいていの場合、スペック的に飛び出しているクラブはミスが多いはずですし、「なんかこれ打てないんだよね、、、」と、苦手意識をもっています。

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結局コースでは打たないんだけどね、、、

すこし勉強すると、「あ〜そうだったのね、、、だからこいつは打ちにくかったのね」と気づけるはずです。

自分に合うシャフトを見つけるために実際に打ってみよう!

シャフトには硬さも重さも特性もあること、そして自分に合ったシャフト(硬さ・重さ・特性)を選ぶことが上達のために必要だということはわかっていただけましたでしょうか。

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そこまではわかったけど、どうしたらいいの?

それでどうするか、ですよね。

わたしは、自分に合ったシャフトを見つけるためには、実際に打ってみないとわからない、と思っています。

そう思っている理由を述べます。

一般的には先調子のシャフトの方がボールをつかまえやすいと言われます。

なので、スライスが出やすい人は先調子のシャフトをすすめられがちなのですが、元調子のシャフトも試してみるべきです。

わたしも多くの方と同様にスライスばかりでしたが、興味本位で元調子のシャフトを試してみたら、元調子のシャフトの方がボールをつかまえることができました。

元調子のシャフトの方が振りやすく感じますし、安定してボールを打つことができます。

フィッターさんなどからすれば、そういうことはよくあるよ、ということかもしれませんが、

私は元調子のシャフトを打ってみるまでは、先調子のシャフトを複数試しておりました。

けれども、どれもうまく打てずにいて、練習不足なだけだと思っていました。

ドライバーなんて、短尺も試したり、ミニドライバーを購入したりしていました。

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たくさん買いすぎてよく怒られてたな

その試行錯誤の中で、ヘッドが欲しくて買ったクラブについていたシャフトを試しに打ってみたんです。

そうしたら、、、元調子のシャフトの方がなぜか当たる。

これならまだ打てるかも、、、

「え? そうだったの?」 と軽い衝撃でした。

なので、私は自分に合わないかも、と思うものでも試してみるべきだと思います。

また、ゴルフを始めて数ヵ月の方でもどんどん試すべきだと思っています。

ミズノのフィッティングを私も受けましたが、初心者のときでも中級者、上級者になったときでもスイングの特性(体の使い方など)はあまり変化しないそうです。

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ミズノのフィッターの人、そう言ってたな

むしろ、初心者の方が着実に上達していくために、自分に合ったシャフト・クラブを早めに選んでおくことはとても大事なことだと思います。

シャフトの特性や違いを体感できるのはフィッティング

いろんなシャフトを試す、と言ってもそんな簡単じゃないですよね?

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クラブをたくさん買えってことか!

まだそんなシャフトのことも知らないし、そんなお金もかけられない。

なのでわたしは、積極的にフィッティングを活用した方がよいと思っています。

比較的敷居の低いフィッティングとしては、PINGやミズノのフィッティングがあります。

ミズノは有料ですが、PINGは無料です。

フィッティングを受けるのがシャフトとクラブの違いを自分で感じるもっともよい経験だと思います。

その場でヘッドもシャフトも複数試すことができます。

同じタイミングで、その場でどんどん試すので、シャフトの違いを感じることができます。

確実に、振りやすいものと振りにくいものがあります。

ボールに当たるものと当たらないものがあります。

ボールが右に出やすいシャフトと左に出やすいシャフト、まっすぐ出るものがあります。

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それって初心者でもわかるの?

初心者でも感じます。

適当に振れば振るほど感じます。

ほんとに驚く瞬間もあると思います。

ミズノのフィッティングはお金がかかりますが、得られるものは多いです。

勇気を出してフィッティングを受けてみましょう。

関連記事:PINGのフィッティングを受けてきました!

関連記事:ミズノのフィティングを受けてきました!

関連記事:タイトリストのフィッティングを受けてT100アイアンを注文しました。

自分に合った特性のシャフトがついた中古クラブを買う

フィッティングを受けた時の注意点は、、、購買欲を抑えることです。

ほんとに欲しくなります。

だって、自分が打ちやすいと感じたクラブが見つかってしまいますので、、、

振りやすいシャフトはこっちじゃん、、、となりますので、、、

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新しいクラブかっこいいしな

もちろん、そこで購入しても良いと思います。

ただ、わたしがおすすめするのは、自分に合ったシャフト特性を知り、

ドライバーの重量帯、フェアウェイウッドの重量帯、アイアンの重量帯を知り、

その上で、中古のクラブを物色することが賢明だと思います。

お金に余裕がある方は全て新品で購入してもよいですが、全てニューモデルで気前良く買い替えられる人はそんなに多くないのではないかと思っています。

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たまにフィッティング受けて一気にフルセット替える人いるよな、、、うらやましいけど、なかなか勇気は出ないな。

先調子の方が自分には合いそうだ、とわかったのであれば、先調子もしくは中調子のシャフトがついているアイアン、ウッドを揃えましょう。

元調子の方が扱いやすかったと思ったのであれば、元調子のシャフトがついているクラブを選びましょう。

実際、飛距離を出すことが目的でないアイアンで言えば、古いアイアンでもクラブによってスコアが変わることはほとんどありません。

2〜3モデル前の比較的新しいモデルを選ぶとしてもドライバーだけで十分だと思います。

実際わたしは、6モデル前のPINGのドライバー(2012年モデル)を使っていますが、それが一番結果(飛距離と安定性)が良いからです。

そして相場は1万円前後、、、 驚きのコスパです。

参考記事:PING G20ドライバー 打ってみたら最高でした。 

こんな風にして自分に合った、自分が扱えるクラブを選び着実な上達を目指しましょう。

私のように見栄をはっていると、遠回りをしてしまいますので、、、

何事においても、必要な遠回りもありますが、無駄な遠回り、出費はせずに着実に前進していただけたらと思います。

まとめ

  • 自分が振りやすいと思ったシャフトを選ぶ
  • クラブフィッティングを受ける
  • 自分に合う特性のシャフトがついた中古クラブを買う

そして、練習する。

ワニガメ<br>小太郎
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よし、やってみるか。

関連記事:ゴルフの練習方法_初心者が上達していく正しい方法ってあるの?

関連記事:ゴルフのスコアアップを目指すなら、レッスンを受けた方が良いと思います。

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