パターのリシャフトってどんな効果があるのか知ってますか?
私は知ってます。
理由はわかりませんが、
①芯に当てやすくなります。
②打感が良くなります。
③パターへの愛着が増します。
小太郎
ほんとかよ
ホントです。
この記事では、
スコッティキャメロンのパターのシャフトを新しいモデルになっていたN.S.PROのパターシャフトに自分でリシャフトしてみた結果、打感や安定感がどう変わったかを書きます。
また、とっても簡単なので手順というほどでもありませんが、リシャフトの手順を書きます。
小太郎
クランクネックなら、プラモデルよりも簡単だもんな。
リシャフトしたのは、スコッティ・キャメロンのスタジオスタイル
私がいますごく気に入っているパターはスコッティ・キャメロンのスタジオスタイルのニューポート1.5(フレアネック)です。
カチッとしたしっかり目の打感の中にやわらかさを感じるパターです。
デザインもすごくおしゃれで質感も良く、すごく気に入っています。
フレアネックのモデルを中古で見つけて打ってみて、その打感に惚れてしまったのですが、
クランクネックも試したかった。
小太郎
フレアネックだとほんの少しスライスするんだよな。
勢いがなくなってきたところで少しだけね、、、
なかなか状態の良いものがなく、ゴルフパートナーやネットで探すこと3ヵ月、、、
やっと出会えました。
決して安くありませんでしたが、3万円強で入手しました。
リシャフトに至ったきっかけ
シャフトが錆びてたことがきっかけです。
手に入れたパターのグリップ交換をしようと思ってグリップを外したら、
シャフトの内側がこんなでした。
決して安くない金額で手に入れたパターでしたが、2007年のモデルです。
小太郎
もう15年以上前のモデルなんだな
シャフトが錆びてるのは仕方ないことですし、これくらい錆びていても問題なく使えますが、クランクネックのパターなら簡単にリシャフトできることは知っていましたので、どうせ使うならば、とリシャフトすることにしました。
キャメロンのパターなのでバランスを崩したくないとも思いましたが、パター専用シャフトにしたときにこのパターがどう変わるか試してみたくなってしまいました。
選んだのは、N.S.PRO PUTTER のニューモデル_140g
そこで早速、以前に使ってみてすごく良かったN.S.PROのシャフトを物色。
小太郎
手放さずに持ってるもんね。
シャフト替えたらすごい良くなったからね。
するとなんと!!
ニューモデルが出ているではありませんか。。。
驚きつつも、前のモデルが良かったので期待感を持って検討。
息子のパターに差している140g台のシャフトがすごく良いのと、自分用に購入した160g台シャフトが重すぎたという経験があったので、今回は140gのモデルを選択しました。
シャフトだけで6千円弱ですが、パターは1番使うクラブですからね。
あと、自分でやれば工賃もかからないし、、、 ということですぐに注文しました。
注意点!! シャフトの径(太さ)は間違えないように!!
必ずノギスでシャフト径を測りましょう。
9.0mmと9.4mmがあります。
0.4mmを舐めてはいけません。
9.0mmのホーゼルに9.4mmのシャフトは入りませんし、9.0mmのシャフトは9.4mmのホーゼルではがっばがばです。
小太郎
あなたは間違えたことあるからね。
悲しかったよな。
今回のスタジオスタイルのシャフトは9.0mmであることを確認し、140gのシャフト『型式:TIP-7C-SP』を購入しました。
リシャフトの手順
すごく簡単です。
①ヒートガンでネックを熱して抜く
②シャフトを決めた長さにカット
③接着剤をつけて差し込む
④グリップを付ける
以上、これだけです。
①シャフトを抜く
ヒートガンを使えば、1〜2分です。
革手袋をしてヘッドを持ってひねればボソボソっと抜くことができます。
パターはソケットもないのでほんとに簡単なんです。
ただし!!ホーゼル近くはすごく熱くなっているので、そこだけは注意してください。
ほんとに火傷しますので。
外したパターヘッドはこんな感じ。
ホーゼル内は接着剤が残るので、電動ドリルできれいにして、いつものようにハイホームで清掃します。
どの角度から見てもきれいです。
美しい・・・
小太郎
状態の良いものが見つかって良かったよな、ホント。
②シャフトをカット
注文したシャフトが届くのに3日ほど掛かりましたが、到着した日にカットしました。
私はいま34インチにしているので、抜いたシャフトに合わせて目印をつけてシャフトカッターでカット
まあこれも5分ほどです。
もう何本も切っているので歯がだいぶ傷んでますが、まあなんとか働いてくれました。
ネットで2,000円程度なので、だめになったらまた買います。
さわるところではありませんが、カットした部分は金属製のヤスリで綺麗にしておきましょう。
③接着剤をつけて差し込む
これも簡単です。
2液性の接着剤「メタルロック」にガラス粉を混ぜ込んでホーゼルの中とシャフトにペタペタつけてシャフトを差し込みます。
ガラス粉が混ざっているので、ジャリジャリした感覚がありますが、おかげでギュギュッとなります。
私が使っているガラス粉はこれです。
シャフティングビーズと書いてあります。
いくつか商品があるのでどれでも良いでしょう。
ちなみに、シャフトの向きをあらかじめ決めておいた方が良いでしょう。
私は、マスキングテープを貼って、ペンで印をつけて向きを決めておきました。
しっかりとねじ込み、溢れてきた接着剤はティッシュなどできれいに拭き取って翌日まで乾くのを待ちます。
今回は高さがちょうど合う木材があったのでそこに置いてしっかりと接着されるまで固定しておきました。
キャメロンパターのリシャフトをして気がついたこと
さすがはスコッティキャメロンです。
ホーゼルにシャフトを差し込むとガタツキがほとんどありませんでした。
ガラス粉を混ぜた接着剤をつけるともうほとんど遊びがなく、奥まで差し込むとギュッとなりました。
製品精度の高さを感じ、キャメロンパターがますます好きになりました。
④グリップをつける
これは説明するまでもありませんね。
グリップテープを巻いて、グリップを装着しました。
ちなみに、私はホームセンターに売っているホワイトガソリンを使っております。
で、、、完成です!!
左にあるのがフレアネックのニューポート1.5
右が今回リシャフトしたニューポートです。
以前はニューポート2の方がカッチリしたデザインで好きでしたが、ニューポートの丸みを帯びた形状になれてしまってからは、ニューポートが好きになってしまいました。
ホーゼル部分の接着剤も目立たず、結構きれいです。
あらためてシャフトを見るとこんな感じ。
構えたときにロゴは見えない方にしました。
果たして、、、打ってみてどうだったか
自分でリシャフトすると満足感があるので、基本的には悪い印象にはならないことは前提でお読みください。
まずは、ストロークが安定します。
理由はわかりません。
特別なにか打ち方を変えることなく、なぜか芯に当たる確率が高まります。
加えて、打感が良くなります。
純正シャフトでも好きな打感でしたが、より良くなります。
小太郎
打感が気に入って購入したんだもんな。
とにかく気持ちの良い打感になりました。
そして、やはりクランクネックの方がフレアネックよりも少しつかまります。
緊張したショートパットで引っ掛けるミスが出るかもしれませんが、そこは練習するとしてしばらくこのパターで数ラウンドしてみようと思います。
打感が良いと距離感がバッチリ合うような気になりますよね。。。
そんな大きな期待を感じさせてくれるパターができました。
ゴルフ好きのどなたかの参考になれば幸いです。
ではまた
コメント