ゴルフを始めようと思ったみなさん、ゴルフクラブってなんて高いんだと感じていませんか?
ゴルフショップに行ってみたり、ネットで検索してみて、ゴルフクラブの値段に驚く方は少なくないと思います。
そうなんです。 ゴルフクラブは安くありません。
特に、最新モデルのドライバーなんて大体6万円~8万円ほどします。。。( ゚Д゚)
小太郎
びっくりするよな。
普通の人はまず買えないね。
様々な新素材や新技術が投入されていて、なんだかすごい機能が搭載されている気もしますが、実際には、ゴルフを始めようと思った人にはまったく必要ありません。
というか、最新モデルのクラブと3つくらい前のモデルとの性能差はほとんどありませんし、
モデルによって特性を変化させるメーカーもあるので、最新モデルがその人に合わないクラブになることは充分にあります。
ゴルフを始めるときは、5,000円のドライバーと1.5万円のアイアンセットで十分です。
極端なことを言っているわけではありません。
まずは2万円で始められます。
小太郎
ほんとかよ。
会社の先輩に聞いたらなんだかんだで5〜6万円くらいかなって言われたぞ?
なぜなら、ゴルフ業界は中古クラブが豊富にあり、特に右打ちであればまともなクラブがとってもたくさんあるからです。
また、ゴルフをはじめるときは優しいクラブを選んだ方がいいのですが、優しい初心者用のクラブは、見栄を張りたくなる中級者が好まないクラブなので、とても安く市場に出回っています。
わたしは、ゴルフを始めて10年目でまだまだひよっこですが、本気で上達したいと思って懸命に練習を続けています。加えて道具も好きでゴルフクラブの買い替えは相当にしてきています。
最近ベストを更新し、80で回ることはできましたが平均すると80台後半。
片手シングルへの道はまだまだ遠いと感じています。
これまで、ゴルフクラブについて勉強するのはもちろん、ヘッドを替えたり、シャフトを替えたり、ウェッジを替えたり、バンスの形ちがいを試したり、、、、
ラウンドに行くたびにドライバーが変わっていたかもしれません。
家の近くのゴルフパートナーには週4回以上通ってました。。。
小太郎
ちょっとおばかだな
この記事では、そんなわたしからゴルフを始めるときのクラブ選びについて4つお話しさせていただきます。
- ゴルフクラブは中古で充分
- 始めはアイアンセットとドライバーさえあればOK
- パターを買うとしても5,000円以下でOK
- ウェッジを買うならはじめは56度を買おう
番外編❶:ウェアはまずはユニクロでOK
番外編❷:キャディバックも中古で買える
この記事を読むと、はじめて買うときのクラブの選び方がわかります。
また、予算の目安がわかりますし、上達しにくいクラブを買って余計な遠回りをしない確率が高まります。
練習をしないとゴルフは絶対に上達しませんが、はじめの一歩を踏み出すためのクラブ選択ができるようになります。
【ゴルフドゥ!オンラインショップ】ゴルフクラブは中古で十分
クラブメーカーさんに怒られますが、はっきりと言います。
中古で十分ではなく、はじめは中古にした方が良い です。
ゴルフクラブはその人の体力や特性、上達に合わせて替えていった方がいいですし、始めるときはその人がどのような体の使い方、クラブの振り方をするのかわかりません。
合うか合わないかわからないものに5万円とか10万円前後のお金を使ってしまうのはあまり賢いお金の使い方ではありませんよね。
小太郎
そりゃそうだな
はじめはとにかく、お財布にもスペック的にも優しいクラブを買いましょう。
すばらしいことに、ゴルフ業界は中古クラブ市場が発達しており、中古クラブメインのお店も大変多くあります。
お店に行けば店員さんがわかりやすく説明してくれます。
ネットで検索して、まずはお店に行ってみましょう。
【ゴルフドゥ!オンラインショップ】はじめはアイアンセットとドライバーさえあればOK
1万5千円のアイアンセットと5千円のドライバー、合計2万円で充分です。
10年~15年ほど前のアイアンセットなら2万円以下で十分使えます。
店内の格安コーナーにある6本~8本セットのアイアンでいいんです。
はじめての方にすすめられるアイアンセットは3万円~5万円くらいが相場になるかもしれませんが、5万円って、、、安くないですよね?
親御さんににもらった20年前のアイアンでも十分楽しめますし、昔のクラブのほうが打感が良いことも少なくありません、、、(*^-^*)
注意点があるとすれば、極端に癖のつよいヘッドだけは避けましょう。
ギアオタクで親切な店員さんをみつけるか、押し付けの強くない詳しい先輩(あんまりいないかな)と一緒に行きましょう。
また、クラブヘッドよりも重要なのがシャフトです。
シャフトは軟らかいものを選択しましょう。
スチールシャフトの方が重さがあって、体でしなりを感じやすいので男性ならスチールのRシャフト(レギュラーシャフト)がいいです。
重さがそこそこあって、シャフトのしなりを感じられる方がいいんです。
それなりに体力のある男性だとSでいいんじゃない、その方が長く使えるし、、、などと言われることが多いかと思いますが、
クラブの動きを感じられる優しいモデルの方が上達も早いです。
特定の銘柄をあげるとすれば、日本人の体格であれば、NSPRO(日本シャフト)の950GHのレギュラーシャフトにしましょう。
S(スティフ=硬め)のシャフトの方が多く出回っていますが、初心者にとって950GHのSシャフトは決してやわらかいシャフトではありません。
くれぐれもわたしのようにダイナミックゴールドS200、、、とか選ばないようにしましょう。
見栄を張るとな、あとで苦労するんだよな。
ドライバーも5,000円以下コーナーにあるもので十分です。
これも同様に、クラブに詳しい先輩や店員さんに、優しいもの〔シャフトがやわらかく、初心者向けの大きなヘッドのもの〕を選んでもらいましょう。
クラブ好きの店員さんと5,000円以下コーナーで、
「なにげにとっても良いクラブを教えて」とお願いすると、ほんとにちゃんとしたクラブを教えてくれます。
ここでも見栄を張らずに選べるなら、シャフトがやわらかいRシャフトを選びましょう。
パターも5,000円以下で十分
4万も5万もする購入なパターはたくさんありますが、パターはアイアンやドライバーよりも、値段と発揮するパフォーマンスのつながりが少ないクラブです。
小太郎
自己満足はあるけどな。
1,500円で見つけたパターでいつも80台で回る方もおりますし、古いモデルを使っているトッププロもいます。
もちろん車より高いパターを使っているプロもおりますが、、、
中古ショップで試してみて、初めは直感でなんとなく良さそうなものを選ぶとよいと思います。
そのうちいろいろと悩みだしますが、パターについてあれこれ考えるのはコースに出てからで充分です。
コースに行ってはじめてパターの難しさがわかりますので、そこからでまじめに考えればいいでしょう。
ウェッジを買うならまずは56度を買おう (^^)/
始めるときには不要ですが、練習していく中で、ウェッジにも興味が出てくると思います。
PWや9番アイアンが、だんだんと当たるようになってきたら56度のサンドウェッジを買いましょう。
最近は「アマチュアもウェッジ3本体制だ!」とか「PGA選手は4本入れている。。。」という雑誌の特集もありますが、あれはウェッジを売りたいメーカーとのタイアップ特集です。
小太郎
と、思っていながらあなたは踊らされていたけどね。
私はアマチュアこそクラブの本数は少なくし、1本あたりの練習量を増やした方がよいと思っています。特にアプローチは練習量が必要です。
子供が小学生の時、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンは7番、9番、サンドウェッジとパター合わせて7本で100を切ってました。(レギュラーティからです。)
ジュニア用クラブのサンドウェッジは54度でしたが、子供は高い球でもピッチ&ランでも、スピンの効いた球を打ってましたし、バンカーでも苦労しているところをみたことはありません。
ボールとのコンタクトがきれいなんでしょうね。54度でもスピンがしっかり入るので、むしろピンの手前で止まってショートするミスのほうが多かったです。
本当は52度で充分と言いたいところですが、大人はすぐに頭でっかちになり、「58度が必要だ」とか、雑誌に影響されて「52度・56度・60度」を試したくなります。。。
なので、まずは1本、56度を買っておけばいいと思います。
56度はフェースを開けば58度にもなりますし、ロフトを立てて打つこともできます。
ウェッジだけで特集が組めるほどウェッジは奥が深いので、軽く語れるものではありませんが、オーソドックスな形の56度のウェッジを、これも格安2,000円程度のウェッジを買いましょう。
ちゃんとクラブを知っている店員さんに相談すれば、アイアンより少し重く、同じシャフトか少しやわらかめのシャフトを選んでくれるはずです。
番外編❶:はじめてのゴルフウェアはユニクロで
ユニクロは素晴らしいです。
生地も作りもしっかりしていますし、レパートリーも豊富。
ゴルフキャップさえあればゴルファーにしか見えません。
アダム・スコットむちゃくちゃかっこいいですからね。
もちろん、ウェアなどまずは形が大事だ! という人もおりますので、ばっちりゴルフウェアを揃えてコースデビューも楽しいと思います。
関連記事:ゴルフで使えるワークマン_アーチパワーアシストソックス
番外編❷:キャディバックも中古で買えます
様々なオークションサイトがありますが、キャディバックもたくさん出品されています。
もちろん、新品のかっこいいキャディバックは欲しくなります。
私もほしいです。
けど、キャディバックって結構傷がつくんですよね。
カートにガサっとと乗せられてベルトでギュギュっとされるし。
フードなんてひどい扱いを受けることがあります。。。(T_T)
小太郎
あれは悲しいよな
私はとっても古いキャディバックを使っています。
だってそもそもキャディバックはクラブを守ってくれるたくましい存在だから。
ちなみに、私が今使っているのは1,500円でした。
中の仕切りが破けていたので、分解してホームセンターでナイロンを買ってきて、ミシンも使って仕切りを作り直しました。むしろ、昔のキャディバックは分解もできる構造になっていて、その作りの良さに感動しました。少し重いのが難点ですが、その丈夫さ、無骨さが気に入っています。
関連記事:キャディバックの中仕切りを自分で修理してみました。
まとめ
こんな風に考えると、
まずは練習を始めるだけならアイアンとドライバーで2万円あればOKです。
小太郎
コースに行くならパターも必要だけどな。
練習し、コースを何回か回ったりしていけば、自分にはどんな特性のクラブが合うのか少しずつ見えてきますので、ゴルフについてもクラブについても勉強しつつ、少しずつ揃えていけばいいと思います。
私はたくさん無駄な買い物をし、時間を余計に使い、遠回りをしています。
それもゴルフの楽しみ方のひとつではある、と思っています。
ただ、知識があったらあれは買わなかったな、というクラブはたくさんあります。
今後も、そういったことをうまくお伝えできたらなと思っています。
ではまた。 (^^)/
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