バイクの盗難いやですよね。
必死で貯金して、ローン組んで、覚悟を決めて購入した愛車。
乗って楽しいのはもちろんですが、見るだけでも幸せな気持ちにさせてくれます。
そんな愛車が盗難されたら、、、と思うと不安で眠ることができません、、、
驚くほど高いバイクロックを購入したものの、よく考えると、しっかりした固定物にくくりつけないと防犯効果は半減します、、、
そんな理不尽な、、、 ( ゚д゚) と思いますが、そりゃそうですよね。
本日は、自分でガレージの奥に穴を掘って、鉄筋も組んで、頑丈なアンカーを埋め、コンクリートでしっかりと固定したので、その作業手順と大変だったところなどご紹介しようと思います。
愛車を守るために苦労を惜しまない方の参考になれば幸いです。
家を建てる時に外構業者さんにお願いして、ひとつはコンクリートの中に鉄筋組んで埋め込んでもらいました。
私が埋めたのはこれです。
衣川製鎖のアンカー(KG ー 250)
この大きさ、太さ、すごいですよね。
ほんと重いですから。。。
250kNの荷重に耐えられる強度で、材質は船舶用ステンレス。
要は頑丈で錆びない、とのこと。
こんなバージョンもあります。
パタンアンカーB型 ↓
まあとにかく、すごい安心感です。
そのひとつ目を埋めたのは2012年ですが、まったく錆びていません。
その後、ありがたいことに、もう1台オフロードバイクを手に入れることができ、
このアンカーはもうひとつほしい、、、
つぎは自分で埋め込んでみようと考え、やってみた次第です。
まずは穴を掘る
どれくらい掘ったらいいのかわからず、結構深く掘りました。
アンカーが充分に入るかどうか何度も確認しながら。
しかしながら、、、 深く、広く、掘りすぎました。
掘っていくとどうしても入り口側が広がりますし、
大丈夫だと思うものの、セメントのかたまりごと抜けるようだと意味がないので、
少し駐車場のコンクリートの下の方に入り込むように手前の側面を内側にえぐるように掘りました。
後述しますが、そのおかげで大変な思いをしました、、、
鉄筋を組む
ホームセンターで自分でも曲げられそうな太さの鉄筋を買ってきて、
あと、鉄筋同士をくくりつける針金も買ってきて、
いらないと思いつつ、その針金をくるくる回してギュッとする工具も買ってきました。
こんな感じかな、と折り曲げて適当に組んでいきます。
当たり前かもしれませんが、鉄筋は結構かたいので二つのペンチを使って曲げました。
鉄筋はどれくらい入れたらいいかわかりませんでしたので、それなりに入れました。
針金をくくりつける工具の使い方は最後の方はコツが掴めて楽しかったです。
鉄筋を組んでアンカーをセッティング
掘った穴に鉄筋を組み、そこにアンカーをセッティングします。
鉄筋にアンカーが上手く乗るようになんとか組めました。
不恰好ではありますが、アンカーの高さも駐車場の高さを合わせることができました。
ちなみに、見えませんが穴の底には大きめの石をゴロゴロいれています。
このあと、セメントを入れていくので家にあった木材を写真のように置きました。
セメントを混ぜる
ホームセンターでは、トロ舟とセメント20KG×2、ツナギの砂利(確か中くらいの粒)も購入しておきました。
それをセメントの袋に書いてある説明にそって水を加えながら混ぜていきます。
砂利を入れるのでなかなかの重量になりますが、それをジャリジャリさせながら、
シャワーにして水を混ぜ、かきまぜていきます。
この作業はですね〜
ほんとに大変です。
途中で腰がぶっ壊れるかと思いました。
実は、20KG 2袋では全然足りず、、、 追加で20KGをもう2袋、砂利も2袋購入しにいきました。
穴が深すぎて、広すぎて全然足りず、何度もトロ舟にセメントを出し、砂利を出し、
それをかき混ぜて穴に投入するという重労働。。。
やっぱりね、業者さんのパワーとスタミナ、あのひとたちはすごいです。
私はトレーニングが好きで相当やってますが、
やはり慣れていない作業は体力が持ちません。
しかし、セメントが固まってしまうのでこの日にやるしかないし、、、
本当に辛かったですが、ホームセンターに行って追いセメント、追い砂利を購入して、
帰ってきてまたやる、、、
これはなかなか大変でした。。。
なんとか駐車場の面まで到達。
計算できていなかったので苦労はしましたが、なんとかここまで来ました。
上から見るとこんな感じ。
少しホウキで掃いて表面を綺麗にし、乾いたらこんな感じになりました。
アンカーが少し埋まり過ぎですが、固定物としては機能してくれるでしょう。
ちなみに、バイクロックは衣川製鎖のかてーなスポークタイプを購入しました。
これも安くありませんね、ほんと。
けど、不安なままのストレス、盗難されてしまってから後悔しても遅い、と思ってバイクのローンにのせて購入しました。
完成! こんな感じになります。
実際にかてーなをつけると、こうなります。
セメント周りの板を外し、土を戻して、自然な感じになりました。
以上、作業工程から完成までいかがでしたでしょうか。
まあ、一番良いのはガレージにコンクリートを打つときにお願いすることですね。
けど、わたしのように追加が必要になる方もいるでしょうし、すでに建てた家のガレージに埋め込んで使いたい方もいらっしゃるでしょう。
体力は使いますが、やれますね。
何より、衣川製鎖のアンカーは安心感があります。
ロックとアンカーがしっかりしていれば、避けてくれると思っています。
必要な方はトライしてみてください。
ではまた!
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