自分に合っていたはずのドライバーがなんか最近ミスばかり、、、
アイアンは安定してきたのにドライバーだけどうしても安定させられない、、、
なんてことはありませんでしょうか。
私はPINGのドライバーにしてから1年ほど、とっても安定していたのに最近引っ掛けのミスが多く出てすこし悩んでいます。
スイングに原因があるはずですが、クラブにも原因があるかもしれない、、、と考えて、以前から興味のあったUSTマミヤのフィッティングを受けてきました。
USTマミヤといえば、個性的なネーミングで有名ですが、プロゴルファーでも使用している選手は多く、信頼できるシャフトメーカーです。
そんなシャフトメーカーのフィッティングはどうなんだろうと気になっている人もいるのではないでしょうか。
小太郎
気になるよな。
You Tubeでも動画たくさんあがってるけどね。
この記事では、実際に市ヶ谷にある「フィッティングラボ東京」でフィッティングを受けてきましたので、その流れと診断の結果、そして得られたことを書きます。
私は、USTマミヤ以外に、ミズノ、PING、タイトリストのフィッティングを受けてきていますので、比較した感想も書きます。
この記事を読むとUSTマミヤのフィッティングの特徴や得られる情報、その後のクラブ選び、シャフト選びに与える影響がわかります。
8,000円と決して安くないフィッティングですが、今回もやはり得るものがありました。
フィッティングを受けてみようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
受けようと思った経緯
私はUSTマミヤの3つ目のモデルであるアッタス3(参上)を3番ウッドと5番ウッドに入れており、
個人的にはUSTマミヤに対する印象が良いです。
6代目のロックスターも、7代目のG7も使ったことがあります。
小太郎
2代目のT2、4代目の4U(フォーユー)も打ってみたけど、合わなかった感じだね。
フェアウェイウッドはアッタス3に落ち着いてから3年が経ちます。
いまだに安定しており、手放せないシャフトだと感じています。
そして、ドライバーはPINGのG20 (2011年モデル)のメーカー純正シャフト(50g台の中調子シャフト)を使っています。
純正シャフトのR、SR、S、ツアーR、ツアーSRと5つ試して、一番打ちやすかった純正のSシャフトを選んでいます。
しばらくOBする気が起きないくらい良かったのに、、、
最近なんか引っ掛けのミスが多い。。。
なんでだろう、、、と悩みだすとコースに行っても自信をもって打てません。
小太郎
悩み出すとなかなかうまく打てないよな。
今年の8月にタイトリストのフィッティングを受けてT100アイアンを購入し、
やっぱりフィッティングを受けて購入するのはいいなと思っていたので、
あとはやはりウッドのシャフトをきちんと選んでみようと思いました。
そして、USTマミヤのホームページから予約
You Tubeで動画も出ていたので、USTマミヤが自社のフィッティングラボでフィッティングしてくれるのは知っていました。
ホームページをみると、市ヶ谷にあること、有料で8,000円掛かることはわかりました。
決して安くない金額ですが、予約状況をみると土日は1ヵ月くらい先までいっぱいでしたので、その人気ぶりに驚きましたが、1ヵ月先の土曜日を予約しました。
フルセット持っていった方がいいので、車で行きましょう
USTマミヤのフィッティングラボ東京は市ヶ谷にあります。
3日前に改めて内容を確認すると、クラブのフルセットを持ってきてください、とある。
天気予報は雨だし、、、
電車で行こうと思っていましたが、駅から少し歩きます。
フルセット担いで傘さして歩くのは結構きついよね、ということでやはり車で行くことにしました。
「予約1枠につきクルマ1台は停められます」
とHPに書いてありましたが、1台分しかなかったらどうしよう。。。と不安になりながらもクルマで行きました。
小太郎
当日何度も電話したけど留守電になっちゃったんだよな。
ご安心ください。
駐車場は2台分ありました。
フィッティングラボ東京があるビルの近くは狭い道を入っていきますが、
ビルの前には停めやすい駐車場がありました。
ビルの4Fにフィッティングラボ東京があります
ビルはオートロックなので、インターホンを鳴らし、名前を伝えてあけてもらいビルに入ります。
エレベーターで4FにあがるとUSTマミヤのフィッティングラボでした。
You Tubeでもみたことのあるブースがありました。
小太郎
やっぱりなんかワクワクするよな
まずは、自分が持っていったクラブは全て持っていかれ、全て計測してくれてました。
どうやら、総重量と振動数を計測してくれたようでした。
その間に自分はカルテに必要な情報を書き込んで待機。。。
そして、握力も計測します。
私は右も左も45kgちょい、、、けっこう鍛えているのに、、、平均的です。
フィッティング開始
カルテをもとに少し話しをながら、ウォーミングアップをします。
体操のあと、自分のドライバーで5球ほど打ち、準備完了。
用意されたシャフトは「アッタスキング」と「アッタスダアアース」の2つ。
わたしの握力からすると、スペックは5S。
ヘッドはPINGのG425でした。
小太郎
打ってみたいヘッドだったから良かったな
USTマミヤの考え方、というか欧米では、安定して振れる範囲でできる限り軽いものを選ぶようで、
日本では、振り切れる範囲でできるだけ重いものを、、、という考えとは発想が違う、と教えてくれました。
私はいまアイアンにはAMTツアーホワイトを入れていますが、わたしの体格(身長170cm体重75kg)、パワーからすると少し重いはず、とのことでした。
小太郎
そんなこと言われてもな〜、買ったばっかだからな。
アッタスキングを試打
この日の午前中に練習は行っていたのですが、調子が悪くて、、、(言い訳ですね)
特にドライバーはボールがすっぽ抜けてばかりでした。
アッタスキングを使っても少し打点がばらついてました。
けどまあまあ良いドローボールが出てました。
飛距離は240yくらい。
少しトウ側に当たってしまっていたので、芯に当たれば250〜260yくらいは飛びそう、とのこと。
アッタスダアアースを試打
そして、次は元調子のアッタスダアアース。
スペックは同じく5S。
実は、わたしとしては大本命だったんです。
もしこれがよかったら3番ウッドも5番ウッドもアッタスダアアースにしてしまおうかと。。。
しかしながら、ドライバーではまったくボールが捕まらず、、、
OBはしないものの、ほとんどがラフだね、というすっぽ抜けた打球でした。
フィッターさんからは合わない感じですね、とのこと。
THE(ジ)・アッタスを試打
では、ということで特性としては全体的にしなるジ・アッタス。
これも期待してました。
万人に合うはずのシャフトです。
小太郎
ジ・アッタスは打ってみたかったんだよね。
しかしながらほとんどまともに当たらず、、、
トップしたり引っ掛けたり、、、
なぜかタイミングが取れませんでした。
フィッターさんも悩んでましたが、どっちかというとキングの方が良い
多くの人は、先調子のキングか元調子のダアアースを打つとどっちかは打てて、どっちかは打てない。
そして、ジ・アッタスは大体の人がまあまあ打てる、、、
珍しいタイプですね、ということでキングとダアアースを3球ずつ交互に2往復打たせてもらい、データを見ていきます。
- 打点の安定感と球筋をみると、安定しているのはキング
- ミスしたときもキングは低めの軽いスライスでコースには残る感じ
- ダアアースは大体軽いすっぽ抜け
- ミスした時はOBになりそうな打球
フィッターさんの結論は、「キングを選択したほうが良い」ということでした。
FWは元調子なのにドライバーは先調子で良いのか
たしかに打った感じもキングの方が良かったのですが、
3番ウッドも5番ウッドも元調子のアッタス3です。
「先調子のシャフトでドライバーを使ってたら、FWが打てなくなったりしませんか?」
と疑問をぶつけてみました。
すると、フィッターさん曰く、そういう人もいますよ、とのこと。
またそもそもFWは地面にある球を打つので先調子だと打ちにくさはあるとのこと。
さらに、「じゃあこの場で打ってみると良いかもね」とのことで、わたしの5番ウッドにシールを貼ってもらって打ってみました。
すると、いつも通りの高めの球が出ます。
そして、直後にアッタスキングのついたG425 ドライバーを打ってみましたが、まあ違和感はない。
小太郎
普通に打ててたね。
不思議そうな顔してたけど。
むむむっ これは悪くはないのかも、、、と思いました。
しかし、この場ではドライバーだけ先調子のシャフトを選択する決断はできず、
もう少し考えることにしました。
アッタス(USTマミヤ)は振動数にこだわって診断してくれるのが特徴
USTマミヤ(アッタス)のフィッティングの特徴をお伝えします。
一番の特徴は、フルセットの総重量と振動数を計測してくれることです。
そして、総重量と振動数をグラフ化してくれます。
こんな風に↓
そして、総重量と振動数から個人に合うシャフトを考えてくれます。
いただいたアドバイスは、以下の通り。
- 体格、体力からするとドライバーは50g台からでOK。
- 重さ、振動数からすると全体的にバランスは取れている。
- ユーティリティが打ちやすいのも、データからすると納得の値でした。
- フェアウェイウッドも重さ、振動数ともにOK
- ただ、アイアンは90g〜100gくらいでもよい。
- ドライバーと46度のウェッジだけが少し硬めになっている。
ドライバーのシャフトをもう少し軟らかいシャフトにするともっと安定させられるかもしれない、とのことでした。
小太郎
そう言われるとそんな気がしてくるよね。
ドライバーのシャフト替えたほうがいいのかな〜
確かにそうかもしれない、、、
ここは自分の感覚と照らし合わせても合致するところはあります。
振動数はやっぱり大事かもしれないですね。
これまで、ミズノのフィッティングでライ角の重要性が強烈にわかり、
PINGのフィッティングでシャフトによる違いを明確に感じ、
タイトリストでは納得感の高いフィッティングをしてもらいました。
USTマミヤではシャフトの奥深さを改めて教えていただきました。
これだ!というシャフトを見つけることはできませんでしたが、さすがはシャフトを知り尽くしている感じがしました。
まとめ・得られたこと
シャフトメーカーのフィッティングで、総重量と振動数からすると、ドライバーと46度のウェッジ以外はこのままでう良いと言われたことは良かったです。
しばらく練習を続けていこうと思えました。
ただ、ドライバーのシャフトは悩みます。
おそらく、PINGの純正シャフトはそんなに癖のあるシャフトではないはず。
SRシャフトは何度も試したけどうまく打てなかったし、、、
アッタスキングはドンピシャで自分に合っていると思えなかったし、、、
先調子のシャフトも探していくと選択肢が広すぎてなかなか合うものに出会えなそう、、、
大変悩ましいですが、50g台のシャフトで良いことはわかりました。
いただいたアドバイスをもとにして今後のドライバーシャフトをじっくり考えたいと思います。
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