そろそろクラブフィッティングを受けてみたい、、、なんて思ってませんか?
100を切れない自分にはまだ早いかな〜と思ったりしつつも、自分に合うクラブを探している方は少なくないと思います。
また、90切りのためにクラブセッティングを見直そうと思っている人もいるでしょう。
わたしは、ゴルフのスコアアップを真剣に考えるのであれば、フィッティングは絶対に受けた方がよい、と思っています。
その場でクラブを購入しなくても、ゴルフの上達につながる情報が必ず得られます。
そして、自分に合うクラブを選びやすくなります。
この記事では、私が受けてみたPING、ミズノ、タイトリスト、USTマミヤのフィッティングを比較し、どのようにフィッティングを受けてみるとよいかを書きます。
小太郎
PINGは3回、タイトリストは2回受けてるよね。
フィッティングを受けるメリットや様々あるフィッティングの特徴など参考になると思います。
結論としては、
まずは、PINGのフィッティングを受けてみるのが良いと思います。
シャフトやヘッドの違い、ライ角によって出球が変わることを体感できます。
自分のスイングの特徴や癖を細かく分析してアドバイスをくれるのはミズノです。
スイングの分析から合うシャフトと合わないシャフトをランキングで示してくれます。
USTマミヤは、自分のクラブセット全体をシャフトの観点から考えてくれます。
全てのクラブの振動数を見てくれてアドバイスをもらえます。
タイトリストのクラブを購入を考えているのであれば、タイトリストのクラブフィッテングをお勧めします。タイトリストというメーカーのゴルフクラブの考え方まで感じます。
100を切りたくて頑張っている人にも、
90切りを目指している人にも、
クラブフィッティングを受けることのメリットを伝えたいと思います。
また、どのフィッティングにいってみるか悩んでいる人の参考になれば幸いです。
フィッティングをすすめる理由
フィッティングを受けた方が良いと思う理由は、
着実な上達につながるクラブが手に入れやすくなるからです。
真面目な人は特に、「うまく打てないのは自分のスキルのせいだ」と考えて練習に打ち込みますが、合ってないクラブを使うのは遠回りにしかなりません。
小太郎
あなたも相当に遠回りしたよね〜
最短ルートが正しいわけではない、と言い聞かせてはいるけど。
それどころか、練習しても上達しないこともあるのがゴルフです。
ゴルフは本当に繊細なスポーツで、フェースの向きが少し違えば飛ぶ方向が大きく変わりますし、シャフトによって振り心地も大きく変わります。
初心者でも、なんとなく振りやすいシャフトとなんとなく振りにくいシャフトが存在しますし、
同じ重さなのにヘッドを変えると気持ちよく打てたり、全然当たらなかったりします。
クラブ選びだけで、初心者が100切れたり、90切れるようになるわけではありませんが、
自分に合わないクラブを使っているとなかなか上達しない一方で、自分に合ったクラブを選んでいれば着実に上達していくことができます。
クラブによって大きな違いが出ることを実感できる
小太郎
そんなに変わらないんじゃないか、と考える人多いよな。
1回体験すればわかることなのに・・・
ショットが安定しないのは自分のせいである。
振り方がおかしい、体の使い方がおかしいのであって、まだ道具に頼るのは早い、、、
スイングが固まってないから最低でも1年は練習しよう、、、と考える方が多いように感じます。
けど、ゴルフはクラブによって大きく違いが出ます。
同じような形をしていますが、クラブによって感じ方は全然違います。
半年程度は練習してからでもいいですが、フィッティングにいって色々なクラブを試すのは自分の感覚を磨くことにつながります。
クラブによって振りやすく感じるものと、振りにくく感じるものがあるのを体感できますし、
どういうシャフト、どういうヘッドを自分が好むのかもわかるようになります。
また、シャフトやライ角を変えることによってショットがどう変化するのかがわかります。
クラブから自分の手や体に伝わってくるの違いを感じることができるので、クラブを感じるきっかけを掴むことができます。
小太郎
自分のスイングの特性と自分に合うクラブのスペックがわかってくるだけでなく、
クラブを感じる感覚器が育つ感じはあるよね。
もちろんミスショットは出ますが、ミスの幅が小さくなる、ミスをする割合が減るスペックが存在することがわかります。
フィッティングはその場でどんどん色々なシャフトやヘッドを試せますし、どういう方向に、どんな高さで、スピン量や飛距離もデータでしっかりと示されます。
なので、自分に合ったクラブ選びをするための情報が手に入ります。
自分に合うクラブを自分で探せるようになる
「どうやら違いがあるらしい」と理解しても、特に初心者の場合、どのクラブを選んだらよいのかはわからないでしょうし、試してみても判断することもおそらくできないでしょう。
また、ゴルフクラブは中古でも安いものではないので片っ端から購入して打ってみるわけにもいきません。
小太郎
片っ端から購入する人もいないと思うけどな。
なので、専門家に診てもらって対話をしながら選んでいく必要があります。
そんな対話をしながら打っていくと、どういう特性を持つクラブを自分は好むのか、振りやすいと感じるのかわかってきます。
同じ特性のスチールシャフトでも少しずつ違うこと、フレックスによっても、重さによって感じ方が大きく変わることがわかります。
そうすると、クラブを自分で選ぶ力がついてきますし、自分に合ったクラブで、クラブの動きを感じ取りながら練習していくと着実に上達していきます。
まずは練習だ、、、というのはその通りだけれども、
その練習をより効果的なものにするためにフィッティングを受けて自分に合った道具を選ぼう、ということです。
フィッティングを受けて、実際に試して、自分を知りながらクラブを選びつつ、練習して着実に上達していった方がゴルフを楽しめるのではないかと思っています。
わたしが受けてみたフィッティングの特徴
それでは、実際に私が受けてみたフィッティングについてご紹介します。
PING
<PINGの特徴>
- 無料である
- PING独自のシステムが確立されている
- 多くの量販店でフィッティングを受けることができる
小太郎
無料なのはすごくありがたいよな。
そもそもPINGは自分に合ったクラブを使うことで、ゴルフはより楽しむことができると考えているメーカーです。
なので、PINGのクラブを購入するときは、フィッティングを受けてヘッドやシャフト、長さ、ライ角、クラブバランスまで指定して購入することができます。
さらに、長い番手は優しさ重視のヘッドにして、短い番手は操作性重視のヘッドにする、なんて組み合わせで購入することもできます。
小太郎
ライ角も番手ごとに調整できるもんな。
すごいよな。
また、私が感じるPINGのメリットは、フィッティングの手法が確立されていることです。
身長と手の位置からクラブの長さの目安を決めるとか、適正ライ角の見つけ方など、システム化されていてどこでフィッティングを受けても適正なスペックを導き出しやすくなっています。
【余談】PINGはレフティの味方です。
もうひとつ大きな特徴があります。
PINGは全てのモデルにレフティ用がラインナップされています。
レフティゴルファーにとって、これはとても大きなメリットです。
レフティ用クラブを作ってない日本メーカーもあって、悲しくなることがありますが、PINGは基本全てのモデルがあります。
マイノリティにも優しい大変ありがたいクラブメーカーだと言えるでしょう。
ミズノ
<ミズノフィッティングの特徴>
- シャフトオプティバイザー3Dという計測器でスイングを分析してくれる
- おすすめのシャフトやヘッドをランキングで示してくれる
- 有料(ウッド&アイアン両方で5,500円)だけどそれ以上の価値がある
ミズノのスイング分析のシステムはすごいです。
クラブの動きだけでなく、リズムや切り返しのタイミングなどから特徴を捉えてくれます。
そしてスイングの特徴に合わせたシャフトをランキングで示してくれますし、おすすめの長さもアドバイスくれます。
そんなちょっと打っただけでわからないでしょ、、、と思って、
合わないと言われたシャフトも試しましたが、ほんとに当たらなかったですし、素振りだけで振りにくさを感じるくらいでした。
小太郎
丁寧に打ったけど、ほんとに合わなかったよな。
ランキング上位にあったものは打ちやすかったよね。
ミズノフィッティングは、得られる情報が本当に多いので、個人の感想としては5,500円は安すぎると感じました。
だって、ヘッドの動きとかどう当たっているかとか、すごく丁寧に説明してくれますからね。
小太郎
けど、よく考えたら今あなたが使っているアイアンのシャフトはランキングで言うと下位にあるな〜。まあいっか、打ちやすいと感じてるのは事実だからな。
注意点としては、ミズノのクラブを買いたくなってしまうことです。
ミズノのクラブは打感もよいのでほんとに欲しくなります。
気に入ったら買うかどうか決めてから行った方が良いかもしれません。
関連記事:ミズノの有料フィッティングを受けてみました!価格以上の価値を感じました。
タイトリスト
<タイトリストフィッティングの特徴>
- フィッティングとしてのトータルバランスが良い
- フィッターさんが素晴らしい
- タイトリストというメーカーの良さを感じる
タイトリストファンだということでご容赦ください。
フィッティングとして得られるものは多く、納得感が高かったです。
フィッティング料だけで9,000円は安くない金額ですし、クラブを購入してもフィッティング代が無料になることもありません。
小太郎
クラブ購入費+フィッティング料金だったよな、、、
けど、よく考えたら当たり前だよな。診てくれてるんだからさ。
けど、満足できます。
フィッターさんのスキルと人柄によるところも大きいと感じてはいます。
ただそれだけではなく、そもそもゴルフクラブをどう選ぶと良いのか、タイトリストとしての考え方があって、その上でユーザーの体力やスイングに合わせてアドバイスをくれます。
わたしは納得できたら、心が決まったらアイアンセットを購入しようと考えていましたが、
120%納得できたのでそこで注文をさせていただきました。
初めて新品で注文したアイアンセットでしたが、製品の精度も高く、大満足です。
小太郎
ドライバーフィッティングも行っちゃったもんな。
高すぎて買えなかったけど、、、
関連記事:タイトリストのフィッティングを受けてT100アイアンを注文しました。
関連記事:T100アイアン届きました。フィッティングして注文したアイアンはやはり良い!
関連記事:タイトリストのドライバーフィッティングを受けてきました。
USTマミヤ
<アッタスフィッティングの特徴>
- 全てのクラブの振動数を計測してアドバイスをくれる
- 握力でシャフト重量の目安を示してくれる
- 組み上げるときの長さの微調整まで考えて提案してくれる
アッタス(USTマミヤ)のフィッティングはまた特徴があります。
まず、握力からシャフト重量の目安を考えてくれるところ。
そして、他メーカーのクラブがあっても全ての番手のクラブ重量と振動数を計測してくれて、クラブ全体のシャフトについてアドバイスをくれます。
わたしは、ドライバーシャフトを探しにいきましたが、AWだけなぜかやたら硬かったのがわかったので、同じダイナミックゴールドS200でシャフトでリシャフトしたら、なぜか打ちやすくなりました。
デメリットとしては、アッタスのシャフトしか試せないことです。
ドンピシャで合うものが見つかればよいですが、さまざまなメーカーのシャフトを試せないところはあるなと感じました。
小太郎
まあ当然だよな。
トヨタに行って、ホンダの車くださいって言っても無理だもんな。
良いところは、同じシャフトでもカットするところを少し変えて組み上げたら良いはず、、、とか微調整まで提案してくれるところです。
確実に結果が良くなるかはわかりませんが、ゴルフクラブの繊細さをわかった上で調整してくれる専門家は頼りになるなと感じました。
関連記事:USTマミヤのフィッティングを受けてきました。シャフト専業メーカのフィッティングやいかに。。。
まずはPING、得られる情報が多いのはミズノフィッティング
フィッティングを受けてみるなら、まずはPINGが良いと思います。
「無料であること」と「システムが確立されていること」が理由です。
多くの量販店でフィッティングができるようになっているので、フィッティングの効果を体感することができます。
次におすすめするのはミズノです。
3D オプティマイザーという機器によって、得られる情報が多いです。
自分が好むシャフトやヘッドのことがわかるのは大きいです。
そこで得た情報をもとにして、クラブを選ぶこともできるようになりますし、他のフィッティングを受けてさらに自分に合うクラブを探すのが良いと思います。
タイトリストのクラブを購入するのであればフィッティングはおすすめします
タイトリストというクラブメーカーが好きなのは私だけではないでしょう。
小太郎
PGAツアーでのアイアンの使用率はNo.1だからな。
タイトリストのクラブを新品で買うのであれば、いや、中古で購入するのであっても、フィッティングを受けることをおすすめします。
どれくらいの高さで、回転数で、角度でゴルフボールが飛んでいくと理想なのか示されながら、その理想に近い弾道になるようにクラブを選んでくれます。
ユーザーの話しをきちんと聞いてくれます。
小太郎
そこはフィッターさんの人柄の良さもあるだろ、、、
話しを聞いてくれた上で、それではこうしてみようというアドバイスの内容が良くて、納得感が高かったです。
もちろん、USTマミヤ(アッタス)のシャフトで試してみたい、購入したいシャフトがあればアッタスフィッティングもいいと思っています。
実際わたしの愛用しているフェアウェイウッドは2本ともアッタス3(参上)ですし、アッタスフィッティングにいって、ユーティリティに対する自信も深まりましたし、ウェッジも打ちやすくなりました。
さいごに
まだまだ自分はスイングが固まっていない、、、
まともに当たってまっすぐ飛ぶ確率が低すぎる、、、
安心してください。フィッターの方はすごくあたたかいです。
そもそも、一般的なゴルファーよりもゴルフの難しさをよく知っています。
ましてや、フィッティングで緊張するお客様の気持ちもわかってくれています。
それに、平均スコア90程度、80台前半で回る中級者くらいの方も、まともに当たる率はそんなに高くありません。
小太郎
ほとんどミスしているのがゴルフだからな。
その方のアドレスやスイングや当たり方を診てほどよく導いてくれます。
また、強く購入を迫る方もわたしはあまり出会っておりません。
もちろん、量販店では「今なら30%割引できます」程度の営業トークはあるかもしれませんが、それは仕事の流れのひとつです。
ありがたい情報でしかないと思います。
PINGもミズノも、USTマミヤもタイトリストもどのフィッティングも親身になって考えてアドバイスをくれるフィッターさんばかりです。
ゴルフの上達を目指すのであれば、またゴルフを楽しむためにフィッティングを受けてクラブを選んでいきましょう。
私を含めて、クラブ選びの森に迷い込んでいる方の参考になれば幸いです。
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